郡山市湖南町で工事中です。猪苗代湖を湖南港の桟橋から眺めてみました。こちらは湖面の47%が猪苗代町、28%が会津若松市、25%が郡山市に跨った湖です。国内有数の湖面標高514mの高さを活かし、明治12年安積原野と呼ばれた郡山盆地を潤す日本三大疎水「安積疎水」が着工しました。延べ85万人の労力と現在の金額で400億円の工費で130kmに及ぶ水路工事が僅か3年で完成しました。
湖南港は江戸時代より塩、魚、廻米等の輸送に供されてきましたが、陸上交通の発達に伴い観光港としての役割を果たしています。1965年に桟橋が整備され、1992年には102mの浮桟橋が整備されました。