現場から西へ5kmほどの位置に伊豆沼があります。面積369ha(猪苗代湖103.24k㎡の約1/28)の沼です。ここは渡り鳥の越冬地として国の天然記念物に指定され、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約にも登録されています。冬の早朝、一斉に飛び立つマガンの羽音と鳴き声は日本の音風景100選に選ばれています。
伊豆沼には数多くの種類の魚が生息していますが、ブラックバスに捕食されて激減する在来種が出てきました。そこでブラックバスの人工産卵床を設置し早期に捕獲する「伊豆沼方式」を確立し、効果を上げているそうです。