山形県 最上峡
(最上川の約16kmの渓谷/戸沢村古口~立川町清川)
山形県庄内町で工事が始まりました。
現場は日本三大急流のひとつ最上川(ほかに球磨川、富士川)の河口近くにあります。古来より山形の文化と産業に大きな役割を果たしてきたその流れは約210kmにわたります。最上峡の風情は、何百年もの昔から舟運を利用する旅人を和ませ、文人墨客が多くの詩歌を残してきました。
歌人の古きは平安中期の源重之、平安末期悲運の武将源義経、正妻郷御前、1689年に松尾芭蕉、1893年に正岡子規、1925年皇太子であった昭和天皇、郷土の斉藤茂吉、多くの方々が詠われました。