経緯度交会点、東経140度北緯40度の交点(秋田県大潟村)
米どころ秋田県大潟村で工事が始まりました。
ここはかつて八郎潟の湖底でした。1957年から行われた20年にわたる干拓工事で広大な農地が誕生したのです。これに伴い経度と緯度が10度単位で交わる「地球の十字路 経緯度交会点」が初めて日本の陸上に出現しました。
この交会点は、明治時代に定められた測量の基礎にとなる日本測地系をもとに設置されました。GPS時代の現在は世界測地系が適用され、これを基にした交会点は現地点から南東に430m離れています。