昭和13年1月25日、宮城県登米郡石森町(現・登米市中田町石森)に生まれた石ノ森章太郎氏は宮城県立佐沼高校時代、既に漫画業界では「宮城県に天才がいる」と評判になっていました。高校2年生の5月に手塚治虫氏より「仕事を手伝って欲しい」との電報を受け『鉄腕アトム』のアシスタントを務めるほどだったそうです。
「漫画の王様」「漫画の帝王」と評された石ノ森氏はリンパ腫による心不全のため60歳で亡くなりました。それは還暦を病院で迎えてから僅か3日後のこと。そして没後2年を経た平成12年にこちらの記念館が設立されました。