当社の始まりは1917年に創業開始した製糸業です。
繭から糸を紡ぐ時に、大量の熱湯を使用します。「その熱湯（蒸気）を利用して新たな産業を考えよう！」
そこで次に始めたのが発泡スチロールの製造です。こんな発想で発泡スチロールを作る機械も自社で製造する事にしました。
「発泡スチロールを色んな用途に使ってもらいたい…」発泡スチロールは魚や野菜の保冷容器や電化製品の緩衝材、
そして断熱材として建物に使用してもらうべく販売開始して行くことになります。

その頃、国の対策として米倉庫の低温化推奨が進み、断熱材の需要が増加して行き、
米倉庫への断熱材販売を始める中、材料販売だけでなく施工まで請け負う事となりました。
米倉庫を冷やすためには冷凍機も必要です。温度管理も必要です。
そこで米倉庫をトータルで提案するシステムを構築し始めました。

この様な環境変化に対応して行った事で、現在の工建事業本部があります。
その時代背景や他事業も含めて携わってきた仕事・環境からの察知や発想が、
新しい事業を始める重要なきっかけになってきました。
その中で最も重要だったのは、新しい事にチャレンジしてきた人たちの熱意だと思います。

皆様も、今まで経験・勉強してきたことが沢山あると思います。
その知識・技術が新しいアイデアとして、次のステップアップに繋がる事になります。
是非、皆様の持っている知識・技術を私たちと一緒に新しい形にしてみませんか。
社員一同、ご応募を心よりお待ち致しております。

取締役常務執行役員
工建事業本部
本部長長尾 孝治